日本には、イベントのときにそのイベントに合わせた食べ物を食べるということがよくありますよね。春分の日2019にも、食べたほうがいいものというのはあるのでしょうか。

国民の祝日でもある春分の日2019。いったいどんな食べ物を食べたほうがいいと言われているのでしょうか。日本ならではのスイーツ。おはぎ。

しかし、春分の日にはおはぎではなく、ぼたもちを食べるといいと言われています。それはなぜなのでしょうか。今回は、春分の日2019に食べたほうがいい食べ物は?ということについてご紹介していきます。
 

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春分の日に食べたほうがいい食べ物は?

引用:https://www.hontaka.jp/products/

春分の日に食べたほうがいい食べ物。それは、ぼたもちです。春分の日にはぼたもちを食べましょう。この時期になると、スーパーなどでも、ぼたもちを見かけることも多くなるのではないでしょうか。

それには由来があります。それは、春分の日がお彼岸の中日にあたることに関係しています。そう。春分の日というのは、春のお彼岸でもあるのです。お彼岸だからこそ、春分の日にぼたもちを食べるのですね

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なぜ春分の日にはぼたもちを食べる?

引用:http://www.wagashi-biz.com/

ではなぜ春分の日には、ぼたもちを食べるのでしょうか。春分の日には、小豆を使いますよね。この小豆の色は朱色。朱色というのは、邪気を払うとされているのだそうです

邪気を払ってくれるということで、その小豆を使ってぼたもちを作り、ご先祖さまにお供えしていたのだそうです

そして、ご先祖さまにお供えしたときに、家族みんなでぼたもちを食べていました。その名残で今もご先祖様にぼたもちをお供えし、家族みんなでぼたもちを食べていたのですね。

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おはぎじゃなくてぼたもちなの?


しかし、どうしておはぎじゃなくて、ぼたもちなのでしょうか。おはぎと、ぼたもちは何か違いがあるのでしょうか。こしあんと、粒あんの違い?それとも、米粒が残っているか完全にお餅かの違い?疑問がありますよね。

実は、おはぎとぼたもちというのは、まったく同じものなのです。まったく同じものなのですが、春分の日である春のお彼岸に食べるのはぼたもちで、秋のお彼岸に食べるのは、おはぎなのです。

なぜ時期によって、違うのでしょうか。おはぎとぼたもちというのは、「お萩」と「牡丹餅」と書きます。あ!!と、気づいた人もいるのではないでしょうか。そう。おはぎとぼたもちの違いは、その名前。

  • 春分の日である春のお彼岸は、牡丹の時期。だから食べるのは、ぼたもち。
  • そして秋のお彼岸は、萩の時期。だから食べるのは、おはぎなのです。

このような理由から、春はぼたもち、秋はおはぎと名前を昔は変えていました。しかし、今では1年を通して同じ名前にしているところも多いようです。大切なのは、先祖を敬う心。そういうことなのではないでしょうか。

【まとめ】春分の日2019に食べたほうがいい食べ物は?おはぎとぼたもちの違い


いかがでしたか?今回は、春分の日2019に食べたほうがいい食べ物についてご紹介してきました。春分の日に食べたほうがいいのは、ぼたもち。食べたほうがいいというよりも、昔から長く春分の日に食べてこられた食べ物です。

そして、おはぎとぼたもちの違いが、名前だけということを知らなかった人も多いのではないでしょうか。地域によって変わる呼び名なのかな、と思っていた人も多いのではないかと思います。

しかし、食べる時期によって名前が変わるというのには、驚きです。今年の春分の日2019である春のお彼岸は、ぼたもちを作ってご先祖さまにお供えし、それから家族みんなでそのぼたもちを食べるようにしましょう!

  

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