2019年も春分の日に墓参りをするという人も多いですよね。だけど、どうして春分の日に墓参りをするのかその関係がわからないまま、墓参りに行っているという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、春分の日と墓参り、そしてお彼岸の関係についてご紹介していきます。春分の日、墓参り、お彼岸にはいったいどんな関係があるのでしょうか。気になりますね。
 

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春分の日とお彼岸の関係は?

そもそもお彼岸というのはなんなのでしょうか。お彼岸とはたくさんの煩悩に打ち勝ち、悟りの境地に達することができるように、仏道の修行に頑張る期間という意味があるのだそうです

春のお彼岸は3月の春分の日を中日として前後3日間の計7日間のことを言います

春分の日には、太陽が真東から出て真西に沈むのだそうです。真西に沈む太陽を拝むということは、西にある極楽浄土を拝むということになるのだと言われています。

また、春分の日は「自然をたたえ、生き物を慈しむ日」とされており、秋のお彼岸でもある秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」とされているのだそうです。

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春分の日に墓参りをする理由


では、なぜ春分の日に墓参りをするようになったのでしょうか。春分の日はお彼岸にあたります。だから墓参りにも行くのですが、なぜお彼岸には墓参りに行かなくてはいけないのでしょうか

先ほど、春分の日は太陽が真西に沈み、その方向を拝むことは極楽浄土を拝むことであるとご紹介しましたね。

極楽浄土というのは、ご先祖様がいる場所。春分の日に墓参りをするようになったのは、この極楽浄土を拝むことからはじまったと言われています

そして、お彼岸の中日は、ご先祖様に感謝をする日。中日の前後6日間は、人が生きて生活していく上で良いこと、悪いことを判断し、正しい行いをする日とされています。この正しい行いには6つあるそうです。

  • 1つ目、分け与えること。独り占めしてはいけないのですね。
  • 2つ目、規律を守ること。ルールは守りましょう。
  • 3つ目、怒りを捨てる。いつもニコニコしているほうがいいですね。
  • 4つ目、努力する。努力は実を結びます。
  • 5つ目、心を安定させる。心を安定させると、気持ちに余裕ができますね。
  • 6つ目、智慧を表す。智慧を磨く、ではなく、智慧を表すのですね。でも、知識をひけらかすという意味ではありません。

これを、毎日すべてするというのではありません。6日間ありますので、1日1つ行うのだそうです。1つでいいなら、出来そうですよね。

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【まとめ】春分の日2019に墓参りするのはなぜ?お彼岸との関係は?


いかがでしたか?今回は、春分の日についてご紹介してきました。これまで、なんとなく春分の日には墓参りをするものだと思っていた人も多いことでしょう。

しかし、春分の日とお彼岸には深い関係があることがわかりましたね。お彼岸の中日が春分の日ということを知らなかった人も多いことでしょう。

太陽が真西に沈む春分の日。その日に太陽を拝むことが極楽浄土を拝むことにつながるから、墓参りをするようになったという理由にも驚きでした。今年の春分の日2019は、そんな理由を頭に入れて墓参りをしてみるのもいいのではないでしょうか。

  

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