ボジョレーヌーヴォー2018の解禁日が近づいてきました。そんな中で気になるのが、プリムールという言葉。
ちょくちょく耳にするこのボジョレープリムール。これはいったい何なのでしょうか。ボジョレーヌーヴォー2018とどう違うのでしょうか、値段は?
そこで今回は、気になるボジョレープリムールについてご紹介していきたいと思います。
ボジョレープリムールって何?
引用:http://www.zouki-t.net/index.php?view=5045
プリムールと言う言葉には、「初物」という意味があるようです。つまりヌーヴォーと同じような意味があるのですね。
では、プリムールとヌーヴォーは同じことなのでしょうか。実はちょっと違うようです。
ボジョレーヌーヴォー2018は、初物ワインとして発売されるのに対して、ボジョレープリムールは樽に詰められたばかりのボジョレーを試飲するという意味あいが強い様子。
試飲してどうするのでしょうか。これは、試飲したあと熟成させ、数年後に自宅に届くという仕組みなのです。
いわば、ボジョレープリムールというのはワインの初物買いという意味があるのです。
ボジョレープリムールの仕組み
引用:http://www.azumino-e-tabi.net/dining/
ボジョレープリムールは、ワイン専門店などで購入することができるようです。樽詰めされた直後に購入し、それをシャトーで数年熟成。
その後、自宅に届けてもらうか、ワイン専門店のワイナリーで保管しておいてもらうかということになるようです。
たとえば、子供の誕生年のワインを購入しておいて、20歳の誕生日に届けてもらう、なんていうこともできるようですよ。
思い出の先物買いともいえるのではないでしょうか。
ボジョレープリムールの値段
引用:https://182th.com/okaneganai/howtokeepmoney.html
そんなボジョレープリムール。さぞ値段は高いのではないかと思ってしまいますよね。もちろん高価な木箱入りの値段のボジョレープリムールもあります。
しかし、お手頃値段のボジョレープリムールももちろんあるんです。ワイン専門店でなくても、ボジョレープリムールを購入することはできます。
普通にリカーショップなどで購入することもできちゃいます。ただ、先物買いとして購入しているファンは案外多いもの。
市場に出回る前に人気のあるボジョレープリムールは完売してしまっていることもあります。
ボジョレープリムールの発売日
世界統一の解禁日が決められているボジョレーヌーヴォーと違って、ボジョレープリムールには、解禁日がありません。
ですから、ボジョレーヌーヴォーと違う時期に発売されることもあります。さらに、ボジョレーヌーヴォーと違うのは白ワインもあるというところ。
ボジョレーヌーヴォーには赤やロゼしかありませんよね。白ワインファンも楽しむことができるのが、ボジョレープリムールの嬉しいところなのではないでしょうか。
ボジョレープリムールは、口当たりが軽くフレッシュで飲みやすいそうです。
ワインとぶどうジュースの中間のような飲みやすさとも言いますので、ワインの渋みが苦手という人でも飲みやすいのではないでしょうか。
ボジョレープリムールって何?値段は?まとめ
いかがでしたか?今回は、ボジョレープリムールについてご紹介してきました。
厳格な条件が決められているボジョレーヌーヴォー。先物買いの印象が強いボジョレープリムール。
ボジョレーヌーヴォーも、ボジョレープリムールもそれぞれの良さがありますね。
プリムールには、さまざまな産地があります。日本にも甲州ぶどうを使用した新酒があるようです。
ボジョレーにこだわらず、さまざまな産地のプリムールを試してみたい。
味比べをしてみるのも楽しいのではないでしょうか。ワイン初心者にもおすすめのプリムール。
今年は、ボジョレーヌーヴォーと一緒にプリムールも楽しみにしてみてはいかがでしょうか。