節分といえば、豆ですよね。小さい頃に節分に豆を年の数だけ食べるように言われたことはないでしょうか。たくさん豆を食べることができる大人がうらやましかったりしましたよね。
しかし、なぜ節分の豆は食べる数を決められているのでしょうか。そして節分の豆を食べる意味とはなんなのでしょうか。そこで今回は、節分の豆についてご紹介します。
なぜ食べる数は年の数なのか。なぜ節分の豆は食べるのか。しっかりご紹介していきますよ!
目次
節分に豆2019をまく意味とは
そもそも、なぜ節分に豆をまくのでしょうか。もともと豆には、鬼を退治することができると言われていました。
昔の人は、悪い病気というのはすべて鬼が運んでくるもの、鬼のせいと考えていたのです。
ですから、そんな鬼を退治することができる豆をまいて鬼退治をしていたのですね。
さらに、節分に使う豆は、炒ったものを使いますよね。それは、玄関先にまいた豆が、芽吹いてしまわないようにとの理由からだそうです。邪気を払った豆が、芽吹いてしまったら大変ですからね!
節分に豆2019を食べる意味とは?
では、なぜ節分に豆を食べるのでしょうか。どんな意味があるのでしょう。節分では豆をまいて邪気である鬼を払います。
節分に使った邪気を払った豆2019は、福豆と呼ばれるのだそうです。その福豆を食べて身体の中に入れると、無病息災になると言われています。
一年を無病息災に過ごせるように節分では豆2019を食べるのですね。
節分に豆2019を食べる数はいくつ?
節分に豆を食べる意味はわかりましたね。しかし、いったいいくつの豆を食べるのでしょうか。年の数でしょうか?それとも本当は違う数なのでしょうか。
節分に食べる豆の数は「年の数」ではありますが、私たちが考えている「年の数」とはちょっと違います。このときの「年の数」というのは、数え年と言われている「年齢」なのです。
数え年というのを聞いたことありますよね。昔は、生まれた瞬間が1歳となり、正月を迎えるたびに1歳年を取ると言われていました。誕生日とは関係ないのですね。
昔の人は、全員一緒に正月に誕生日を迎えるのです。今考えると、なんだかちょっと不思議ですね。元旦生まれの人はどうなるんだろうとか、気になることは色々ありますね。
節分に食べる豆は年の数。これは昔の人の言う「年の数」なので、年齢プラス1つの豆を食べるのです。
節分の豆2019をまく作法とは
節分の豆には、まくときの作法があります。正しい作法で豆をまいて、福豆として身体に取り入れるようにしましょう。
まずは、豆をまく場所。最初に奥の部屋からまいていきます。最後に玄関にまきます。家の奥にある邪気を集めて玄関で払うというイメージですね。
「鬼は外」と言ってまくときは、窓を開けてまくようにしましょう。そして「福は内」と言って豆2019をまくときは、窓を閉めてまくようにしましょう。
【まとめ】節分の豆2019を食べる数と食べる理由
いかがでしたか?今回は節分の豆を食べる数と食べる理由についてご紹介してきました。節分の豆には、大切な意味があったことがわかりましたね。
無病息災を祈るためにも、しっかり豆をまいて家の中の邪気を払い、福豆とするようにしましょう!
お店で売ってある節分用の豆は、すでに炒ってあるものがほとんどです。そのまま使うことができますが、生の豆を買ってきたときは、忘れずに豆を炒るようにしましょうね!