七草粥を毎年食べるという人は多いですよね。年明けすると、スーパーなどには七草粥セットがよく販売されています。
しかし、七草粥ってなに?って聞かれると答えることができないという人は少なくないようです。
そこで今回は子供にもわかる七草粥の意味と由来など、七草粥に関する説明をご紹介していきます。
これをチェックすれば、子供にしっかり2019年の七草粥の意味や由来について説明することができるようになると思いますよ!
目次
七草粥2019の意味と由来を子供に説明してみよう!①
そもそも七草粥というのは、なんなのでしょうか。七草粥の意味は、無病息災を祈願することにあるようです。
さらに、お正月のお祝いでお酒やごちそうに疲れた胃を休めるという意味もあるのだそうですよ。
確かにお正月は宴会が多いので、胃が疲れて、常に胃もたれしているなんていう人もいますよね。そんなときに、七草粥のようなやさしい味は胃に嬉しいものです。
もともと七草粥は年老いた両親に、若く元気になってほしいという親孝行な子供の願いを帝釈天が叶えるために教えたものと言われています。
この若く元気にというところから、無病息災の意味がきているのかもしれませんね。
七草粥2019の意味と由来を子供に説明してみよう!②
では、七草粥2019の名前の由来はなんなのでしょうか。これは、実は名前の通りなのです。
七種類の野菜を使ったお粥だから七草粥と呼ばれています。七草粥は、毎年1月7日の朝食に食べられるのだそうです。
朝食べるものと知らなかった人もいるかもしれませんね。2019年も1月7日の朝ご飯は七草粥を食べるようにしましょうね!
七草粥2019の意味と由来を子供に説明してみよう!③
それでは、七草粥にはどんな七種類の野菜が使われているのでしょうか。全部を言える人はあまりいないようですね。
最近ではスーパーで七草粥セットとして販売されていますので、自分で1つ1つの野菜をそろえる必要がありません。だから何が七草粥の中に使われているのか知らないという人も多いのですね。
七草粥には、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種類の野菜が使われています。
これは、春の七草と呼ばれている野菜です。そして、2019年も七草粥の準備は1月6日の夜からはじめます。
まずは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロを包丁の背で叩いて細かくするのです。包丁で刻まないのですね。
これは知らなかった人も多いのではないでしょうか。叩いて細かくするのがポイントです。
しっかり、細かく刻んだら、翌朝7日になってからお粥を炊きましょう。味付けはお塩だけです。塩味のさっぱりとしたお粥が七草粥なのです。
【まとめ】七草粥2019の意味と由来を子供に説明してみよう!
いかがでしたか?今回は七草粥の意味と由来を子供に説明するために詳しくご紹介してきました。子供でなくても、ちゃんとした意味を知っているという人が少ない七草粥。
なんとなく年明けに食べるものというイメージを持っていた人も多いのではないでしょうか。2019年も七草粥の準備は1月6日の夜にするなんてことも知りませんでしたね。
もともとは、親孝行な子供の行いから広まった七草粥の行事。七草粥というのは春の季語としても使われるほど、誰もが知っている行事となっています。
家族の無病息災を祈るとともに、自分の両親がこれからも末永く元気で健康であってくれることを祈る日にもしたいものですね。