毎年大盛況の高円寺阿波踊り。
せっかくなら出場連をしっかり確認して、お目当ての連を楽しみたいですよね?
初めての方にもわかりやすいように、2018年高円寺阿波踊りの出場連と人気連をご紹介します。
高円寺阿波踊りの出場連をご紹介!
引用:http://www.koenji-awaodori.com/
阿波踊りの「連」とは「チーム」という意味です。
さて2018年はどんな連が街を賑わせてくれるのでしょうか。
・高円寺阿波踊りには何連出場するの?
2018年で第62回目を迎える高円寺阿波踊りには約169連の出場が予想されます。
高円寺阿波踊りというネーミングですが、出場連の中には都立家政・三鷹・小金井・きたまちといった高円寺近郊の連や、南越谷・東林間・茂原などから参加する連もあります。
また、福島県南相馬市などの杉並区と交流のある都市から人気の連が参加したりもしています。
・連にも色々な種類があります
参加連にも色々な種類の連があります。
高円寺阿波おどり連協会所属の「有名連」。
企業やその家族で構成された「企業連」。
学生によって構成されている「学生連」。
他にも定義は特にありませんが昔からある連は「老舗連」と呼ばれています。
これらの連の種類を覚えて見に行くと人気の連だけではなく、多くの連に注目できますね!
・姉妹連って何?
高円寺阿波踊りは徳島県とのつながりが強く、「姉妹連」と呼ばれる阿波踊り本場の徳島県の連と提携している連があります。
主に高円寺阿波おどり連協会所属の人気連に多いようです。
例えば、高円寺の飛鳥連は徳島の娯茶平という連と姉妹連になっていますし、高円寺の吹鼓連は徳島の天水連と姉妹連です。
本場徳島県と連携して高円寺阿波踊りが成り立っているというのも祭りという熱い絆と歴史が感じられるので観覧の際にはポイントとして抑えておくとより一層楽しめますね。
高円寺阿波踊りで人気の連はどこ?
引用:http://www.koenji-awaodori.com/
せっかく人混みをかき分けて観に行くのだから人気の連は観ておきたいですよね!
人気連を堪能すると自慢できるかも!
・有名連を3つ紹介します!
やっぱり人気の連といえば高円寺阿波おどり連協会所属の定番の有名連です。
単に人気があるとか有名というだけではなく、他の大会で優勝したり他のイベントに招待されたりしているのが有名連の特徴でもあります。
ここではド定番の連を3つご紹介していきます!
歴史と人気を兼ね備えた「飛鳥連」
飛鳥連は昭和45年、高円寺阿波踊り発足に携わった高円寺パル商店街のメンバーが、「今までの黒子から今度は汗を流した分、喜び合える連を作ろう」と意気込んで集まったのが始まりです。
当初は30名だったメンバーも今では約130名を擁し、徳島県の連である娯茶平と姉妹連となりました。
高円寺阿波踊りの創成期メンバーは貴重な存在ですね。
所属の無い独立した連としてスタートした「天狗連」
天狗連は昭和40年に活動を開始し、昭和46年には徳島の平和連と姉妹連になりました。
メンバーは約130名に登り、若くて美人な踊り手もいるようです!
男踊りは浴衣を着て、女踊りはレモンイエローの着物を着て踊るという爽やかな印象の連です。
ちなみに子供のメンバーは小天狗と呼ばれています。
若手なのに徳島からの追っかけもいる「舞蝶連」
舞蝶連は平成6年発足で現在約66名のメンバーを擁する舞蝶連のコンセプトは正に「美しく舞う」こと。
和傘を使った踊りが特徴的で、多くはないメンバーでありながら工夫を凝らした演舞で着実に人気を伸ばしてきています。
・地元に愛され続ける老舗連
高円寺阿波踊りは60年余の歴史がある人気のお祭なだけに、中には「老舗連」と呼ばれる人気だけではなく地元高円寺から愛される古参の連があります。
そんないぶし銀の名だたる連を見ていきましょう。
伝統を守りながらも新しいことに挑戦し続ける「花菱連」
昭和41年に結成された老舗中の老舗である花菱連は、ダイナミックにそして軽やかに所狭しと動き回る「女提灯」や優雅で気品のある「せんす踊り」といった技巧を凝らした踊りが特徴的な見ごたえのある連です。
高円寺阿波踊り初の独立連である「葵新連」
葵新連は昭和42年に徳島葵連の姉妹連として誕生しました。
毛槍を携え大名行列を思わせる威厳のあるいでたちの演出が人気で、海外遠征も行っています。
平成17年に徳島葵連から独立して活躍を続けています。
高円寺阿波踊りには一風変わった連も!
引用:http://www.koenji-awaodori.com/
人気の連に負けず劣らず異彩を放つ一風変わった連をご紹介!
観客も大興奮間違いなし!?
・阿波踊りにもIT系企業が参戦!?
高円寺阿波踊りにもついにITの風が吹き込まれました!
その名も「マイクロソフト連」。
2002年に徳島市阿波おどりに突如として現れ、今や総勢約240名を擁する巨大な連となり、ネットの書き込みをにぎわせています。
衣装は案外普通なのですが団扇にはしっかり”Microsoft”の文字が!
掛け声も「ハッスルハッスル!」などユニークで、エリート社員とは思えない大胆さを発揮しています。
・子供達が主役の連におばあちゃんも大興奮!
年齢は、下は3歳からいる「のびゆく連」は観客が一味違います。
おばあちゃんが孫の名前を叫び、親御さんがカメラを構える、まるで運動会状態!
しかも総勢約100名のチームなので見つけるのに一苦労するのだとか。
高円寺阿波踊りであなたの観てみたい連を決めよう!
さて、一気にご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
ふらっと高円寺阿波踊りに行くのも良いですが、人気連や異色の連などを観て楽しみましょう!
どうせ行くなら楽しまなきゃ損損!