今年2019年にはじめて雛人形を買うという人もいるのではないでしょうか。女の子が生まれてはじめて買う雛人形。しかし、この雛人形というのは、いったい誰が買うのでしょうか。自分たち夫婦?自分の両親?相手の両親?わからないことがいっぱいです。
関西、関東、名古屋などの地域では、誰が雛人形を買うのか違うのだという噂も。今回は、そんな雛人形は誰が買うの?という疑問を徹底解剖します。本当に関西、関東、名古屋では誰が雛人形を買うのか違うのでしょうか。要チェックです。
誰が買う?雛人形2019①関東編
まずは関東では、雛人形は誰が買うのかというところを見ていきましょう。関東では、性別によって誰が買うのかというところが分かれているようです。つまり、
- 男の子の五月人形は男親の実家が
- 女の子の雛人形は女親の実家が
買うものとされているようです。それで行くと、関東で雛人形を買うのは奥さんの実家ということになりそうですね。性別でわけてあるのは、わかりやすくていいですね。
誰が買う?雛人形2019②関西編
では、関西ではどうなのでしょうか。誰が雛人形を買うのでしょうか。先ほど、関東では男の子の五月飾りは男親の実家。雛人形2019は女親の実家とご紹介しました。
しかし、関西では男の子の五月飾りも女の子の雛人形も、どちらも女親の実家が用意するものとしているようです。
これは、奥さんの実家は負担が大変そうですね!どうしてこうなったのでしょうか。男親の実家はほかのところで、何か買うのでしょうか。気になりますね。
誰が買う?雛人形2019③名古屋編
では、最後に名古屋では誰が買うのでしょうか。お嫁に行くときに、ゴージャスな花嫁道具をそろえることで有名な名古屋。もしかして、雛人形2019も五月人形も女親の実家がゴージャスなものを用意するのでしょうか。と、思ったら。
雛人形と五月人形に関して、誰が買うのかというと関東と同様のようです。つまり、五月人形は男親の実家が。雛人形2019は、女親の実家が買うというパターンです。
なぜ祖父母が雛人形を買うの?
そもそも、なぜ祖父母が雛人形を買うのでしょうか。それには、親の深い愛情が込められていました。昔は、結婚相手の親と同居するのが普通だったので、婚家に今ほど気軽に遊びに行くということが女親はできませんでした。
今では、そんなこと考えられませんが、結婚したら奥さんは自分の両親とはほとんど会えなかったのだと言われています。そこで女親の実家は、お祝い事があるたびにお祝いの品を持って愛娘に会いに行ったのだそうです。
女の子が生まれたら雛人形を。男の子が生まれたら五月人形を。両方女親の実家が用意するのには、口実を作ってでも娘に会いたい。そんな親の深い愛情が込めれていたのですね。
【まとめ】誰が買う?雛人形2019
いかがでしたか?今回は、雛人形は誰が買うのかということについてご紹介してきました。関西、関東、名古屋と地域によって誰が買うのかというのが違いましたね。
大きく分けて東では、性別によって男の子の五月人形は男親の実家が。雛人形は女親の実家が買い、西のほうでは五月人形も雛人形も女親の実家が買うというものでした。
西のほうは女親の負担が大きそう。そんな風に思っていましたが、それには娘への深い愛情があったようです。雛人形や五月人形は、子どもへの慈しみの心、深い愛情が込められているのですね。
今年の雛人形を飾るときは、そんな親の愛情を感じながら、我が子への愛情をこめて飾るようにしたいですね。