雛人形の飾り方、おわかりですか?なんとなくわかるけど、具体的にどっちがどっちだっけ?この持ち物ってなんだっけ?そんなことありますよね。
 
そこで今回は雛人形7段飾りの飾り方と雛人形の持ち物についてご紹介していきます
 

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雛人形20197段飾りの飾り方

雛人形7段の飾り方①お内裏様

お内裏様というのは、男雛と女雛の一対の人形のことを言います。右と左、どちらが男雛でどちらが女雛なのでしょうか。
 
一般的に男雛は向かって左。女雛は向かって右に飾ります。これは結婚式と同じ並びですね。
 
しかし、京都では左右逆に並べるのが一般的だそうですよ

雛人形7段の飾り方②三人官女

お内裏様の下の段には三人官女を飾ります
 

  • 向かって左には銚子。右手を握って、左手を開いている官女を
  • 真ん中には座っている官女を。この人は女官長にあたる人だそうです
  • 向かって右には、長柄銚子。両方の手を握っている官女を置きます

雛人形7段の飾り方③五人囃子

次は五人囃子です。並び方は、能と同じだそう。左から
 

  • ①太鼓 
  • ②大鼓 
  • ③小鼓 
  • ④笛 
  • ⑤謡

 
の順番で並べます。

雛人形7段の飾り方④右大臣左大臣

右大臣、左大臣だから、向かって右に右大臣を飾りたくなりますよね。
 
でも、お内裏様から見ての右になりますので、左に右大臣。右に左大臣を置きます。間違えやすいので注意しましょう。

雛人形7段の飾り方⑤仕丁

三人上戸とも呼ばれる三人。雑用を担当する三人だそうです。向かって左から
 

  • ①台傘(だいがさ)は日傘 
  • ②沓台(くつだい) 
  • ③立傘(たてがさ)は雨傘を並べます

雛人形7段の飾り方⑥雛道具

ここに飾るのは、婚礼道具とも呼ばれるものです。
 

  • ①箪笥(たんす)
  • ②長持(ながもち)
  • ③挟箱(はさみばこ) 
  • ④鏡台(きょうだい)
  • ⑤針箱(はりばこ)
  • ⑥火鉢(ひばち)
  • ⑦衣裳袋(いしょうぶくろ)
  • ⑧茶の湯道具(台子・だいす)

 
というように、大名家で使われていたものをおいています。

雛人形7段の飾り方⑦雛道具

最後の7段目も雛道具を置きます
 

  • お籠を左
  • 重箱を真ん中
  • 牛車を右

 
に置くことが多いようです。

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雛人形20197段飾りの持ち物

雛人形7段の持ち物①お内裏様

雛人形2019はさまざまな持ち物を持っています。まずはお内裏様。
 
男雛は笏(しゃく)を持ち、刀を差しています。女雛は檜扇を持っています。

雛人形7段の持ち物②三人官女

三人官女の持ち物はそれぞれ違います。
 

  • 向かって右の官女が持っているのは、加銚子(くわえのちょうし)です。
  • 真ん中の官女はお三宝をもっています。
  • そして左の官女は、長柄銚子を持っているのです。

雛人形7段の持ち物③五人囃子

こちらは先ほどご紹介した通りですね。左から
 

  • ①太鼓 
  • ②大鼓 
  • ③小鼓 
  • ④笛 
  • ⑤謡

 
をもっています。

雛人形7段の持ち物④右大臣左大臣

右大臣左大臣は、同じものを持っています。
 
左手に弓、右手に矢を持っています。そして矢を入れた胡簶(やなぐい)を背中にしょっているのです

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【まとめ】雛人形20197段飾りの飾り方と持ち物


いかがでしたか?今回は、雛人形7段飾りの飾り方とその持ち物についてご紹介してきました。右と左、どちらにどちらかわからなくなることの多い雛人形。
 
多くの場合は、飾り方の説明書がついていますので、それをなくさないようにしましょう。そして、雛人形はたくさんの持ち物があります。こちらもどれがどれかわからなくなってしまいそうですね。
 
しかし、雛人形の手の形などでわかることもあります。その雛人形に何を持たせればしっくりくるのか考えながら飾るといいかもしれませんね!

  

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