ひな祭りの歌。聞いたことありますよね?幼稚園や小学校のときに歌った!という人も多いのではないでしょうか。日本人なら誰しも知っているこのひな祭りの歌。
 
しかし、このひな祭りの歌には怖い意味が込められているのだそうです。さらに、ひな祭りの歌に間違いが?!いったいどこが怖い意味で、どこに間違いがあるのでしょうか。徹底的に検証していきましょう
 

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ひな祭りの歌を作ったのは誰?


ひな祭りの歌は、正式には「うれしいひなまつり」というタイトルの歌です。レコードで発売されたのは、1936年のこと。作詞家のサトウハチローさんが作った歌詞なのだそうです。
 
怖い意味があると言われると、どことなくこのひな祭りの歌の曲調も物悲しいもののように感じられますね。それもそのはずなのかもしれません。
 
当時、サトウハチローさんは離婚をしており、父親不在の子ども達がひな祭りを楽しく過ごせるようにと作られた歌詞とも言われているのです。愛する家族と別れた悲しみがこのひな祭りの歌詞に込められているのかもしれませんね。

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ひな祭りの歌の怖い意味とは?


確かに物悲しさをどことなく感じることもある、このひな祭りの歌。しかし、このひな祭りの歌のどこに怖い意味があるというのでしょうか。それはこの歌詞にありました。

「お嫁にいらした姉様に よく似た官女の白い顔」

 
色白で綺麗な花嫁という風にも捉えることができる歌詞。ですが、これはサトウハチローの悲しい別れに起因しているのだそうです。
 
サトウハチローには、お姉さんがいました。とても仲が良かったお姉さんだそうです。サトウハチローにピアノを教えてくれたのも、このお姉さんだったのだとか。
 
しかし、サトウハチローのお姉さんは嫁ぎ先が決まってすぐに結核にかかり、18歳の若さで亡くなってしまいました
 
「白い顔」というのは、亡くなったお姉さんの顔でしょうか。結核に侵され、衰弱していったときの顔なのかもしれません。そう考えると、とても怖いですね。

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ひな祭りの歌には間違いが?!①お内裏様


ひな祭りの歌には間違いがあります。それが

お内裏様とお雛様

 
という歌詞。何も間違いではなさそうですが、実はこれが間違い。お内裏様というのは、「男雛と女雛」の意味があるのです。つまりお内裏様という一言で一対の人形を意味していたのですね。
 
そして「お雛様」というこの言葉。これは女雛のことではなく、男雛、女雛、五人囃子、三人官女などすべての人形の総称なのだそうです。
 
「二人並んで すまし顔」と歌詞は続きますから、サトウハチロー的には「男雛と女雛」という意味で書かれたのでしょう

ひな祭りの歌には間違いが?!②右大臣

次の間違いはこの歌詞。

「少し白酒めされたか 赤いお顔の右大臣」

 
これのどこに間違いが?そう思いますよね。実は右大臣は赤いお顔ではないのです。赤いお顔をしているのは、左大臣右大臣は白い顔をしています。
 
確かにどっちが右大臣でどっちが左大臣なのかわかりにくいですよね。間違っても仕方ないのかもしれません。サトウハチローはのちにこれらの間違いに気づいたと言われています。

【まとめ】ひな祭りの歌に込められた怖い意味と間違い


いかがでしたか?今回はひな祭りに込められた怖い意味と歌の間違いについてご紹介してきました。誰もが知っているひな祭りの歌に、こんな間違いがあるなんて思いもしませんでしたね。
 
そして、こんな悲しい怖い意味があるというのも驚きでした。ひな祭りの歌には、作詞家サトウハチローの悲しい思い出が詰まった歌なのかもしれませんね。

  

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