テレビのコマーシャルでは、ひな祭り2019で飾るひな人形の宣伝が始まりましたね。年が明けたらあっという間にひな祭り。しかし、ひな祭りの由来を説明できるでしょうか?
 
3月3日はひな祭り。だけど、そのひな祭りの由来って?保育園児にもしっかり簡単に説明できますか?そこで今回は、保育園児に簡単に説明できるひな祭りについてご紹介します!
 

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ひな祭り2019の由来!保育園児向けの簡単説明①はじまり


ひな祭りの由来はどんなものがあるのでしょうか。保育園児にしっかり簡単に説明できるようになりましょう!そもそも、ひな祭りというのは、季節の変わり目などの節目に災厄から身を守り、よりいいスタートを切れるようにという願いが込められてはじまったのだそうです。
 
日本にあるお祭りは、どれも災厄から身を守るため、というのが多いですね。もともと、ひな祭りで使用しているひな人形は、毎年川に流していたのだそうです。え?!あんなに高価な人形を?そう驚く人もいるでしょう。しかし、ひな祭りの最初に使用していたひな人形は今ほど高価なものではなかったのです。
 
中国から流れてきた風習の1つに、草などで人型を作り、自分の身体を撫で、災厄をその人型に移して川に流すというものがありました。その風習と、日本貴族の小さな女の子の人形遊び「ひいな遊び」が混ざったのだとされています。
 
「ひいな遊び」とは、今でいうおままごと。このときのおままごとは、紙でできた人形で行われていました。ですから、ひな祭りのときに川に流していたのは、紙の人形だったのです。ちょっと安心しましたね。

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ひな祭り2019の由来!保育園児向けの簡単説明②なぜ3月3日?


もともと、ひな祭りというのは女の子の節句というわけではなかったのだそうです。しかし、江戸幕府が3月3日を節句であると決定をしました。
 
さらに、このころには人形作りの技術が向上しており、それまで川に流していたひな人形も、現在のように自宅に飾るようになっていたので、3月3日は女の子の節句と決まったのだそうです。
 
「ひいな遊び」が由来のひな祭り。女の子の遊びが起源になっていますから、女の子の節句となったようですね。保育園児もおままごとをしていますよね。そんなおままごとをしながら、ひな祭りの由来について説明すると簡単かもしれませんね。

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ひな祭り2019の由来!保育園児向けの簡単説明③桃の花


「明かりをつけましょ ぼんぼりに。お花をあげましょ 桃の花」という歌にもあるように、ひな祭りと言えば桃の花ですよね。なぜ桃の花をひな祭りに飾るようになったのでしょうか。
 
実は桃の花には魔除けや長寿というようなパワーがあるとされていたのです。さらに旧暦の3月3日は、ちょうど桃の花が咲く時期だったこともあり、3月3日のひな祭りには桃の花を飾るようになったと言われています。

【まとめ】ひな祭り2019の由来!保育園児向けの簡単説明


いかがでしたか?今回はひな祭りの由来を保育園児にもわかるように簡単に説明してきました。もともとひな人形は川に流していたというのには、驚きでしたね。毎年丁寧に出したり片付けたりしているひな人形。そのはじまりには、びっくりでした。
 
ひな人形に災難や厄を引き受けてもらい、川に流して無病息災を願う。まだ子どもがスクスクと成長していくことが、決して当たり前ではななかった時代だからこそ生まれた風習なのかもしれません
 
当たり前に大人になれることを感謝して、今年のひな祭り2019にもひな人形を出すようにしましょう!

  

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