母の日や父の日について知っていますか?深く考えたことがない。そんな人がほとんどですよね。なんとなく、世間がにぎわっているから。
広告などで感謝しろと、迫られている気がするから。お母さんやお父さんが期待しているのがわかるから。そんな理由でプレゼントを贈るという人も多いですよね。
毎年、母の日、父の日を祝うことはするけれど、意味や由来、起源については知らない。そんな人がほとんどなのではないでしょうか。
そして今年の母の日と父の日の日付、知っていますか?今回は、今年の母の日、父の日はいつなのか。そして、母の日、父の日の意味や由来、起源についてご紹介していきたいと思います。
目次
今年の母の日、父の日の日付
今年の母の日や父の日がいつなのか知っていますか?
- 母の日は毎年5月の第二日曜日
- 父の日は毎年6月の第三日曜日
となっています。では、今年の母の日は父の日はいつでしょうか。
- 母の日は5月12日
- 父の日は6月16日
となっています。忘れないようにしましょうね。
母の日は第二日曜、父の日は第三日曜と週が違うので、いつなのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。
母の日がいつかすんなり出てきますか?父の日になると、母の日と同じように第二日曜日と思い込んでしまう。そんな風な間違い、よくあるのではないでしょうか。
もしかしたら、「え?!父の日と母の日って週が違うの?」なんて驚いた人も中にはいるのでは?毎年毎年どうしても悩んでしまいがちな父の日と母の日。カレンダーにしっかりメモをしておきましょう。
でも、お父さんとお母さんにサプライズプレゼントを考えている人たちは、カレンダーではなく自分の手帳にこっそり、のほうがいいかもしれませんね!
母の日2019の由来、意味、起源とは?
母の日の由来や意味、起源を知っていますか?母の日というのは、いつからはじまったのでしょうか。
母の日の起源は?
起源はアメリカ。アメリカから入ってくるイベントって多いですね。クリスマスやハローウィンもそうですよね。イベント好きの日本人。
母の日や父の日もすんなり受け入れたのかもしれませんね。
母の日が生まれたのは?
そんな母の日が生まれたのは、1905年の5月の頃だったと言われています。
アメリカのアンナ・ジャービスという少女が働きかけたことがきっかけだったのだそうです。アンナ・ジャービスは、早くにお母さんを亡くしています。
母親を亡くすというのは、つらいもの。いくつになってもそれは悲しいことですが、幼ければ幼いほどその辛さは増すことでしょう。
そんな彼女がお母さんに感謝する日が必要だと感じたのです。確かに、普段生活をしていてお母さんに感謝をするという機会はありませんよね。
いなくなってみて初めて、その大切さ、偉大さ、ありがたさに気づくもの。普段から「お母さん、ありがとう」その気持ち、伝えられていますか?
難しいですよね。お母さんにありがとうを伝える日。それが母の日なのです。忘れないようにしたいものですね。
どうして5月第二日曜になったの?
では、どうして5月第二日曜が母の日となったのでしょうか。それは、1914年にアメリカの大統領だった人が、その日と決めたのだそうです。
大統領まで出てくるとは驚きです。アメリカでは大統領が祝日を決めることができるのですね。
母の日とカーネーションの関係は?
そして、母の日と言えば欠かせないのがカーネーション。母の日の時期になると、カーネーションの値段が各段に上がります。それほど、母の日とカーネーションは欠かせないものなのです。
これも、さきほどの女性がかかわっています。彼女のお母さんが好きだった白いカーネーション。それを追悼式にささげたのです。
それから、亡くなった母親には白いカーネーションを。存命の母親には赤いカーネーションを贈るようになったそうです。
今年の母の日は、カーネーションにこだわらず、お母さんの好きな花をプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
お母さんがどんな花を好きか、知っていますか?それを知るいい機会にもなると思いますよ。
父の日の由来、意味、起源とは?
では、父の日はどのような理由で生まれたのでしょうか。きっかけは母の日です。母の日がきっかけで父の日が生まれる。同時ではないのですね。
母の日ができたあと、「母の日があるのに父の日がないのはおかしい!」。そう訴える人がいました。それほど、母の日があっという間に浸透したのですね。そのことにも驚きです。
しかし確かに、母の日があって父の日が違和感ありますよね。私たちはだれしもお父さんとお母さんがいて生まれてきたのです。
父の日はどのような理由で生まれたの?
それが、ジョン・ブルース・ドット夫人という人でした。この夫人は、幼い頃にお母さんを亡くし、父親に男手一つで育てられたのです。
お父さん一人で子供を育てるというのは大変なこと。仕事はあっても、家の中のことはなかなか出来ないですよね。
お父さんにはお父さんの。お母さんにはお母さんの苦労があるものなのです。ジョン・ブルース・ドット夫人は兄弟が多い家庭で過ごしました。
お父さんの苦労は、並大抵のものではなかったでしょう。しかし、お父さんは再婚することもなく子供たちを一生懸命育てたのです。
夫人はそんな父親の日もあるべきだと考えたのですね。納得できる理由ではないでしょうか。
さすがアメリカの行動力!
そのことから、1972年に父の日がアメリカでも祝日となったのです。しかし、母の日も父の日もたった一人の人たちの気持ちから出来たもの。
一人の人たちが国を動かし、世界を動かし長い年月伝えられているイベントになるというのはすごいのではないでしょうか。
私たちの中に「母の日はあるのに、父の日ってないよね」。そんな風に思っても「おかしいから父の日も作ろうよ!」と働きかけることができる人はどれほどいるでしょう。
なかなかいませんよね。さすがアメリカというべきなのでしょうか。その行動力には脱帽です。
【まとめ】今年の母の日2019と父の日はいつ?起源や意味、由来とは?
いかがでしたか?今回は、母の日と父の日についてご紹介してきました。今年の母の日と父の日がいつなのかわかりましたね。
ちゃんとカレンダーにメモはしましたか?いつなのかわからなくなってしまうことも多い、母の日と父の日。忘れないように注意しましょうね!
そして、母の日と父の日は1人の人の働きかけがきっかけで出来たものでした。どうしても父の日っていうのは母の日より冷遇されてしまいがち。
世間も母の日のときは盛り上がりますが、父の日となるとややトーンダウンしてしまいます。今年の父の日は、母の日に負けないくらいお祝いしてみてはいかがでしょうか。
お父さんに日頃言えない感謝を伝える良い機会となると思いますよ!しかし変わらないのは、父と母を敬う心。その気持ちは私たちも大切にしたいものですね。